１．共済組合プロフィール
| 組合名称 | 和歌山県市町村職員共済組合 |
| 加入者数 | 約26,600名 |
| 被保険者数 | 約13,800名 |
| 被扶養者数 | 約12,800名 |
| 所属所数 | 71所属所 |
２．導入の背景と結果
導入前の外部委託先(他社)では、レセプト点検結果の件数や査定点数が少なく、課題となっていました。また、紙でのレセプト処理で事務処理が煩雑となっており、改善の検討をしていました。
そんな時に外部委託先を見直すタイミングがあり、JAST様の事業内容を聞いたところ、問題解決につながると感じました。何度も打ち合わせをした結果、業務知識や情報技術、問題解決能力等の多くのスキルを集約し、多くの業務改善提案がありました。そこで、当組合の問題解決ができる業者であると確信し、導入につながりました。
レセプト点検では、年間平均で査定件数が3倍以上、査定点数が2倍以上となっています。また、業務改善提案があったオンライン再審査請求の導入もフォローしていただき、オンライン化ができました。レセプト点検結果の分析サービスも充実しており、データヘルスにつながる新しい着目点が見つかっています。
業務知識を活用したジェネリック医薬品使用促進通知では、ジェネリック医薬品平均利用率(全体平均)が3.7ポイント、ジェネリック医薬品平均利用率(通知対象者)が9.8ポイントも増加しています。
当組合だけでできなかった業務改善ができ、多くの業務を精通し、対応できる技術者集団だと考えています。コストは増加していますが、コスト以上の医療費抑制につながっていると思います。
３．会社選定のポイント
費用も重要だと思いますが、サービスの提供であるため、安価だけでなく、成果（結果）も重要と考えています。依頼した内容について、十分な結果も出ており、短期間で成果を得ています。導入した結果、サービスの価格だけで委託すると失敗し、費用対効果が大事だと分かりました。
価格だけでなく、サービスの内容及び品質、結果が重要であり、一つの業者でノンストップでサービスを提供できることが必要だと思います。また、フォロー体制も安心でき、委託しても大丈夫だと考えられる業者がポイントだと思います。
４．今後の期待
現状でも業務知識や情報技術等を活用し、多くの提案をされています。
今後も保険者の全ての業務を問題解決できるJAST様に期待しています。